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首相、究極の“二枚舌” 「辺野古」明記せず 普天間移設政府方針(産経新聞)

 政府が28日の閣議決定を目指す米軍普天間飛行場移設問題に関する政府方針に「名護市辺野古」と明記しない方針を決めたことは、鳩山政権のその場しのぎで無責任な体質を象徴している。鳩山由紀夫首相にかかるとすべてが玉虫色となる。配慮を示した相手である社民党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相からも「二枚舌」と批判されても仕方あるまい。

 26日夜、首相官邸3階のエントランスホール。公邸に帰宅途中の首相はいきなり記者団に歩み寄り、2枚の写真を誇示してみせた。昨年11月のオバマ米大統領訪日の際に写した首相、幸夫人それぞれの大統領とのツーショット。これが米国から送られてきたことがよほどうれしかったようだ。

 ≪重み感じぬ言葉≫

 わずか一時間半前。首相は、閣議にかける政府方針について厳しい表情でこう表明した。

 「私が申し上げた方針は変わることはない」

 政権は存亡の瀬戸際にあるが、首相の自覚は乏しい。というより、首相が何を言おうともはや誰もその言葉に重みを感じない。

 26日午後には、首相は官邸で喜納昌吉参院議員ら沖縄選出の民主党所属議員と懇談した。喜納氏は記者団にこう語った。

 「首相と話した中では、首相は県外、国外はあきらめていない感じがする」

 会った相手につい調子を合わせてしまう。そんな首相の本心がどこにあるにしろ、政府方針から移設先を外すやり方はいただけない。国民の生命・財産に直結する安全保障問題であっても、当座さえしのげばよいとの思惑が丸見えではないか。「二重基準で、国民の理解は全く得られない」との福島氏の反発は至極もっともだろう。

 ≪議論避けたツケ≫

 鳩山政権は出発点から安全保障問題を軽視し、本質的議論を避けてきた。民主、社民、国民新3党の連立合意には「在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む」とあるだけ。どう解釈するかは各党任せにしてきた。

 そのツケがいま回ってきているわけだが、首相は「昨年中」とした普天間問題の決着を「3月いっぱい」と言い換え、できないとなると「別に法律で決まっているわけじゃない」と言い逃れた。「命がけ」で「職を賭し」て臨む「国民との約束」だとした5月末決着も「達成できなかった」(岡田克也外相)にもかかわらず、依然、政権の座に居座ったままだ。

 国民も米国も社民党も口先で欺き、玉虫色決着の連発でごまかそうとしても、その手口はもう見透かされている。(阿比留瑠比)

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貸切バス事業者に重点監査を実施…国交省(レスポンス)

国土交通省は18日、毎年6月に実施している自動車運送事業者重点監査月間で、今年度は貸切バス事業者を対象に重点監査を行うと発表した。

貸切バス事業者を巡っては、2007年2月に発生した、あずみ野観光バス死傷事故を踏まえ、07年度の重点監査月間の対象としたが、昨今でも車両火災事故が続発しているほか、車検切れ車両による運行、点呼未実施・過労運転の疑いのある運行など法令違反事業者が散見されている。

このため10年度の重点監査月間では、07年度監査のフォローアップの意味も併せて監査を行う。

監査対象は、2000年2月以降監査を受けていない事業者や07年度監査で行政処分後の苦情や内部告発があった事業者、車検切れ車両を保有している事業者、運行管理者の特別講習を受講していない事業者など。

《レスポンス 編集部》

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多摩川 アユの遡上ピーク(毎日新聞)

 東京都と神奈川県境を流れる多摩川で、アユの遡上(そじょう)がピークを迎えた。東京湾に注ぐ河口から約13キロ上流の都水道局調布取水堰(せき)(東京都大田区-川崎市中原区)では、体長8センチほどの稚アユの群れが、流れに逆らい懸命に跳びはねている。

 06年から遡上時期に合わせて堰を開放している。国土交通省関東地方整備局京浜河川事務所の調査によると、5月8日時点の累計遡上数は約50万匹。担当者は「今週末の大潮の前後に、たくさんの遡上が見られるのでは」と話している。【手塚耕一郎】

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